*Rブレーキキャリパー*- EXCHANGE OF BRAKE PAD - & - MAINTENANCE OF R・BRAKE - MAINTENANCE LEVEL=★★★☆☆ TIME=40min SP TOOL=NO TOOL! ****************************** *作業前に* メインではあまり使用しないリアブレーキは結構見落としガチ。 特にドカティではリアブレーキは全くもって効かないと断言してもいいくらい。 国産の勢いでリアブレーキを多用すると、スグにパッドが減っていきます。 乗り前にはしっかりと確認しておく事をオススメします。 リアブレーキといえど、命に関わるパーツですし、細心の注意をはらい、しっかりとメンテナンスを行いましょう。 ライディングなどでは姿勢を制御できると言うメリットをもってますので侮れません(笑 後は、スタンダードポジションのマフラーの場合は傷を付けない様に注意です。 ****************************** まずは、キャリパーを固定しているボルト二本を外します。 そうすると、キャリパー自体を取り外せるようになります。 次はパッドを取るのですが、そうするにはパッドピンを外します。 上から見た図。 まずはパッドピンを固定しているCクリップ(1)をラジオペンチで引っこ抜きます。 次は、パッドピン(2)をプラスチックハンマー等で叩き、キャリパーを持ちつつパッドピンを抜き取ります。 パッドピンを抜くと、ブレーキパッドが取れるので、落とさないように注意! 外したパッドの位置(左右)を覚えておきましょう。 パッド等を外した画像。 次は、キャリパー&キャリパーピストンをパーツクリーナーで清掃してやります。 まずは清掃しやすいようにブレーキペダルを何回か押して、キャリパーピストンをださせます。 そしたらパーツクリーナーを吹きかけて、ウエス等で吹き上げます。 ある程度、キレイになったらキャリパーピストンを指で押し戻します。 *注意* ピストンを押し戻し過ぎないようにしましょう!! フルードが溢れ出ると大変危険ですので。 パッド交換をしない場合は、ここで終了!! ですが、ただパッドを組み込んだら×。 まだやらなくてはイケナイ事が…!! 新しいパッドを組み込む場合は、まずはバリ取り、面取りを行います。 新品のパッドの角はバリがあり、ブレーキ鳴きの原因になります。 このパッドの角っこをヤスリなどで削っておくとよいでしょう。 GFLはグラインダーで手っ取り早く削り落としました♪ ちょっとやりすぎた?w ここからは、パッド交換しないやり方も同じです。 面取りを行ったパッドを組んでは、最善とはいえません。 パッドの裏面、キャリパーピストンが接触する部分にモリブデングリスを塗布します。 グリスは表面がうっすらと見えるくらいに塗布しましょう。 また、全体ではなく円形状に塗布。 ここまで来たら、逆手順で組み込んでいきます。 パッドをキャリパーに組み込み、パッドピン&Cクリップを取り付けます。 ここでまたポイント!! 最後はボルトをつけるだけなのですが、ボルトにはネジロックをつけておきましょう。 走行中にボルトが欠落しては大惨事につながる事もありますし。 このネジロックで緩みや欠落防止を。 まぁこんな感じで。 後は、キャリパーを規定トルクで締め付けて、ブレーキペダルを数回踏んで、当たりがでたら終了! キレイになってリフレッシュしたリアブレーキ。 全く変わりないように見えますが、そんなコタァありません♪ しっかりとメンテナンスをすれば、リアブレーキと言えどその違いが分かるはずです。 命を守るパーツだからこそ、常に最良の状態でありたいですよね♪ |